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 Bonanza2.1との対戦です。
 ▲戦型を保留する出だしから、9手目▲4八銀と矢倉へ。以前は、「3七銀戦法」「雀刺し」を愛用していましたが、「2006年NHK将棋講座6月号・谷川先生の講座」や森先生・羽生先生の「最新矢倉の正体(木本書店)」に感銘を受け、最近は4七銀・3七桂型に興味を持ち、本局もその展開を狙っていました。
 ▽に先攻させ、ぬるいかも知れませんが穏やかに受け、ゆっくりと駒組みを進めました。49手目▲3七桂で、構想していた形になりました。
 対して▽3五歩打(50手目)。もし3筋の歩交換がされていなければ、▲3五歩、▽同歩、▲4五歩、▽同歩、▲3五角のような展開を考えていたので、▽から3五への歩打ちは、1歩得したように思いました。
 54手目角に当てる▽4四銀に対する▲3六銀は、先に紹介した谷川先生の講座で類似の局面。「攻めきれるかどうかは不安がある」と記されていましたが、一度試してみたいと思っていた攻め筋です。講座では▽の進攻がまだ進んでいない局面ですが、本局では▽桂が跳ねており厳しい反撃も予想されるところ。
 角・銀交換の駒損の代償に▲3五銀と進出。▽は意外と受けはしにくい形のように思います。そこで、▽3六歩打(58手目)と▲の弱点、桂頭・飛車のコビンから反撃をしてきました。対して、▲4四歩打(59手目)と▽守備の金を攻撃。金が横に逃げれば、3七の桂を逃げながら金に当てることができるし、▽が3七の桂、2八の飛を取っている間に▽玉に近い2枚の金をはがすことができればいい勝負になると思いました。66手目▽2八とまでがその展開。
 ▲4三銀打(67手目)で寄り形かと思いましたが、▽2四角〜▽7九角打と鋭く反撃してきました。
 76手目▽5八金打、▲6八金打、▽6九金、▲同金、▽5八金打と千日手模様に進みました。が、「連続王手の千日手」はルール上、反則(恥ずかしながら、このルールを知ったのは2年ほど前です)。▽は千日手の前に手を変えなければなりません。そこで、▲6八金打に対してやむを得ず▽5七歩打(86手目)としてきました。
 その拠点となる歩を▲5七同金寄(87手目)と払い、▽は攻めが続かなくなりました。
 ▽3一桂打と守ってきましたが、▲は手番を得て、▲3四歩打(91手目)以下寄せ切ることができました。




Bonanza のススメ B
 Bonanzaに勝つことは容易ではありません。ですが、多少でも有効な対抗手段を、数多く対戦した経験から述べてみます。
・駒の交換、さばき合いを目指すより、押さえ込みの方針をとること。位を取る、位を確保する、歩を打って銀・角を後退させる等。じりじりと相手の領地を狭めていく要領です。特に、Bonanza側が飛車を振ってきた時には、この方針が良いと思います。
・Bonanzaに先攻される場合が多いと思いますが、まず、攻めを切らすことに全力をそそぐこと。無理な反撃をして持ち駒を多く与えない、持ち駒を消費させる、目標とされてた駒をうまく逃げ無理に追わせる、駒損しても寄せづらい形になるように進める、などです(例:Sample015.htm)。その他、一般的な受けのテクニック、攻め駒に当てて打つ、拠点の駒を払う、駒を捨てて手を稼ぐ、なども有効と思われますが、むしろこれらはBonanza側が巧みに駆使してきます。
・形勢を損ねても、相手玉を薄くし、チャンスを待つこと。玉の守備が金銀1・2枚の薄い状況なら、長手数で攻略できる場合もあります。横からの攻撃が間に合いそうに無い場合、玉頭への直撃を考えます(例:Sample005.htm)。
・大駒、特に角を切ってくることを常に念頭に置くこと。切ってこられても、スキが生じないような態勢を心がけることが大切です。
 これ以外は、・・・、教えていただけるとありがたいです!
 Bonanza のススメCに続く




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